「公人として脇が甘すぎる」
さらに橋本氏が政務活動費の不正受給で議員辞職し、詐欺罪で懲役刑が求刑されている身であることから、小倉さんは、
「橋本さんは被告人ですよね。政務活動費を流用し、市議として最低なことをやった。そういう人と、なぜ国会議員の今井さんがこれから結婚しようとしているのか、僕には分からない」
と今井氏を責めた。
産婦人科医の宋美玄(そんみひょん)さんは
「今井絵理子議員は『略奪じゃない』とおっしゃいますが、公人として脇が甘すぎる」
と断罪。「『略奪じゃない』と言ってるのに、じゃあなぜ(元妻に)謝罪を申し込むの?」と首を傾げた。
社会学者の古市憲寿は、知事選との絡みでいっそう冷ややかな目を向けた。「見方によっては『愛を貫き、世間の批判をかいくぐった素敵なカップル』というストーリーにもできるはずなのに、一切そうは見えない。別に今井さんが誰と付き合ってるとかどうでもいい」とし、
「少子化問題や沖縄の基地など、やってほしいことがたくさんあるのに、全然議員として存在感を示してない。だから沖縄知事選の戦犯ではないと思うんですね。そもそも今井さんは存在感がないから戦犯にすらならない」
と、淡々と続けた。橋本氏は歯科医師として神戸で人気だと紹介されると、「患者として行くと『SPEED』の話が聞けるんですかね」と皮肉った。
厳しい視線は同番組の面々ばかりではない。今井氏は上記ブログで橋本氏との交際宣言もしているが、4日の「ビビット」(TBS系)でMCの女優・真矢ミキさんは
「『一線を越えた』というご報告じゃないですか?」
と表情を変えず静かに言った。すぐに、やや慌てたように「私、えらいこと言ってますか。失礼があったらごめんさない」と続けていた。