X JAPANのYOSHIKIさんは、2018年10月2日、「無観客ライブ」の裏側をインスタグラムに投稿した。
投稿では、「無観客ライブ」を決定した時の胸の内や、ライブ後のYOSHIKIさんの様子が綴られている。
苦渋の決断「悔しくて涙が止まらない」
9月30日、X JAPANは幕張メッセで28、29日に続いてライブを行う予定だったが、台風24号の影響により、無観客状態で「WOWOWメンバーズオンデマンド」とニコニコ生放送の「YOSHIKI CHANNEL」でライブを中継する「異例の事態」となった。
YOSHIKIさんはライブ当日の投稿で、ステージ上に座り、上半身裸でうつむく姿とともに、「悔しくて涙が止まらない。。」と綴った。続けて「でもみんなの身の安全が第一です。くれぐれも気をつけてご帰宅なさって下さい。まもなく代替え案の発表を行う予定です」と述べており、観客の安全を第1に考えての苦渋の決断だったと思われる。10月2日の投稿では、当時の様子を振り返っている。
「幕張3日目、電車の運休が決まってからの数時間、大変だった。エージェントが米国のため、そことの連絡、日本の主催者及び日米の弁護士と開催有無の話し合い、放映権の交渉、サウンドチェック、リハ、ファンの方々への対応、メンバーミーティング等..」
文面からは、YOSHIKIさん何らかの形でライブを実現させようとするために奔走する様子が伺える。続いて「あーなんか映画になりそう。思い出したくないけど。(笑)でもみんなが無事でよかった!」と投稿、「無観客ライブ」の選択に悔いはないようだった。