自民党新執行部は2018年10月2日、発足を受けた記者会見を行った。二階俊博幹事長は「謙虚に、丁寧に仕事を進めていきたい」と抱負を語った。
岸田文雄政調会長は「2018年度補正予算を早急にとりまとめ、臨時国会に間に合うよう手続きを進めていきたい」と述べ、加藤勝信総務会長は「決める時はしっかりと結論を出し、実行していく」とし、安倍晋三首相が党として憲法改正案を提出したいとしていることに対しては、「議論が深まっていくことに関心を持ち、注目しながら対応していく」と述べた。
甘利明選挙対策委員長は「少しでも安定的な政権運営ができる基盤を確保できるよう、職責を果たしていきたい」と述べた。一方、自身の閣僚辞任の契機となった政治とカネをめぐる問題に関しては「すでに第三者の調査結果を発表しており、それがすべてだ」とした。