2018年10月1日、歌舞伎役者の市川海老蔵さん(40)と、準チョコレート菓子「ブラックサンダー」がコラボした「海老蔵サンダー」が、全国のコンビニエンスストアで発売された。
この商品は成田屋のファンクラブ「THUNDER PARTY!」と「ブラックサンダー」に名前の繋がりがあったことがきっかけで開発され、限定パッケージとして巡業の公演場所のみで販売していた。J-CASTニュースは2日、ブラックサンダーを生産している有楽製菓(本社・東京都小平市)のマーケティング担当者に取材した。
公演開始前には売り切れてしまうほどの反響
市川さんは2018年10月1日に公式ブログを更新し、「ま、まじか...考えていなかったです、驚き、何気に人気だったらしい」と驚きをあらわにしている。さらに続けて、
「11月の巡業の公演会場でも引き続き海老蔵サンダーの特典付き公演限定BOXを販売します!数に限りがありまして毎回すぐに売り切れてご迷惑をおかけしているようですが」
と投稿し、公演会場での人気ぶりを明らかにした。
有楽製菓のマーケティング担当者によれば、海老蔵サンダーは9月の巡業から、限定パッケージで公演会場で販売していた。場所によっては、公演開始前には売り切れてしまうほどの反響があったという。
市川さんもお気に入りのようで、「でもね、正直、美味しいのです...私は何個も食べてしまうので...楽屋には置かない様にしてるくらいです笑笑」と、ブログに書き込んでいる。
「お土産にしたら外国の方に喜ばれそう」
ツイッターでは、早くも購入したユーザーからの感想が、続々と寄せられている。
「海老蔵サンダーに一目で心持ってかれた(笑)美味しゅうございました」
「えび味じゃなかったよ...」
「駅近コンビニで売ってた 即買いw」
このほか、「売り切れてた」、「お土産にしたら外国の方に喜ばれそう」との声が寄せられ、なかなか好評なようだ。
マーケティング担当者によれば、サクサクとした食感は、通常のブラックサンダーとほぼ同じで、異なるのはビスケットを包む「チョコレート」の部分だという。海老蔵サンダーはフランス産ミルクを使用したホワイトチョコレートを使用しており、濃厚な感じが増したとのことだ。通常のブラックサンダーが1個30円(税別)なのに対し、海老蔵サンダーは1個40円だ。
有楽製菓の公式ツイッターによれば、海老蔵サンダーも生産している豊橋夢工場(愛知県豊橋市)は、台風24号の影響で10月1日の生産を停止していたが、2日16時ごろに生産を再開した。