カギ握る次期監督の人事
大谷の二刀流を容認し、良き理解者であったマイク・ソーシア監督が今季限りで退任することになった。指揮官が変わることで来季以降の大谷の起用法に影響を及ぼす可能性は大きい。
地元紙の報道によると、次期監督候補の有力候補として次の4人が挙がっている。ブラッド・オースムス(エプラーGM特別補佐)、エリック・チャベス(エプラーGM特別補佐)、ジョシュ・ポール(エンゼルス・ベンチコーチ)、ディノ・エベル(エンゼルス三塁コーチ)。いずれも現エンゼルス内の関係者で占められるが、記事には外部からの招へいの可能性も示唆している。
エプラーGMは以前、ヤンキースのフロントを務めていたことから、ヤンキースの関係者を監督に招へいする可能性があるというもので、外部から監督を招いた場合、ソーシア監督の「意志」が引き継がれるのかは疑問が残る。
来季は打者に専念することになった大谷。その復帰時期を含めて、起用法など球団が匙加減を誤れば、大谷の二刀流を潰しかねない。