貴乃花退職で「協会は試練をクリアした」 相撲記者発言に貴闘力「見てる方は嫌」

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「記者クラブなくしますか」に苦笑い

   協会側と貴乃花親方の言い分が食い違ったままでありながら、協会側の対応を前向きに捉えたような大見氏の発言には、ツイッターやネット掲示板でも、

「試練をクリア 本音が出やがった」
「『クリアした』 清々しい気持ちなんだろう」
「大見さん思わず本音『これでひとつの問題をクリアした』 厄介者をうまく追っ払ったってことだよね これって八角理事長はじめ執行部の意向そのまま」

といった反発が広がった。

   また大見氏は、大相撲界のこれからの仕組みづくりの話題になると、「番付社会ですから、下の声がなかなか上に届かない。親方も、です。下の若い声が上に反映されるような、風通しのいいシステムを考えないといけない」と提言。しかし、加藤さんが「まず記者クラブをなくしますか?」と聞くと、

「それはまずいですよ。私の行くところがなくなるじゃないですか。やっぱりね、記者クラブは記者クラブで残してほしい」

と苦笑いして拒否した。

   すかさず、番組コメンテーターの箕輪厚介氏(幻冬舎編集者)は「今のご発言に象徴されると思いますが」と切り出し、「みんな居心地がいいから変えたくない。記者クラブも相撲協会も。強い人が強い権力をもっていたら変わるのが嫌ですから、仕組みは第三者が中立的に作らないとダメですよね」と反論するように見解を述べていた。

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