「相手に伝わっていなければ意味がない」
しかし、退職決定後に「つもりだった」「したいと思った」と繰り返した八角理事長。「後出し」で腹案を明かした形となり、協会トップでありながら自己弁護のような態度をとったことに、ツイッター上では、
「つもりってことは心の中で思っていただけ。何とでも言えるよね」
「つもりだった! はじめから言えばいいのに便利な言葉だね」
「八角親方の会見。『つもり』『つもり』ばかりの発言! そう思ってたって事でしょう? 言い訳ばかりの内容でした」
「八角理事長の『つもりでした』は小学生の言い訳にしか聞こえない」
「『つもりだった』内容はこの話が各親方に伝わったつもりだった時、貴乃花親方に伝わっていたのでしょうか。きちんと相手に伝わっていなければ意味がないです」
と疑問の声が相次いでいた。
今回の問題では、貴乃花親方と協会側との認識の食い違いがいくつも浮き彫りになった。八角理事長は引退届の提出を発表した貴乃花親方の会見を見た時、「なんで辞めるんだろうと最初に思いました」という。