2018年9月30日深夜に放送された「やべっちFC」(テレビ朝日系)で、同番組のアシスタントMCを務めてきた竹内由恵アナウンサー(32)が、同日の放送終了をもって番組を卒業した。
竹内アナは2008年に同局に入社し、同年10月からやべっちFCを担当。退任にあたって竹内アナは「入社当初から10年間担当させていただいて、自分のアナウンサー人生とともにあった番組です」と、番組に感謝。これに対し、ネット上では竹内アナのファンから「本当にお疲れ様でした」など、ねぎらいの声が殺到しているが、その一方で、「10月から竹内アナの活躍の機会が減ってしまう」との声も上がっている。
竹内アナは「スーパーJチャンネル」も退任
竹内アナはニュース番組「スーパーJチャンネル」のメインMCも務めていたが、こちらも9月末で退任。10月からは報道ステーションに異動となるが、ファンが懸念しているのは、その起用方法だ。メインMCとしての出演は金曜日のみで、月曜日~木曜日はスポーツキャスターとしてのみの登場となっており、この点について「報ステのスポーツ担当になるらしいけど出番短すぎるよ!」といった不満が噴出している。
併せて、「フリーになったらええがな」など、竹内アナにさらなる飛躍を願うファンからは、局を飛び出すことを期待する声も。一部ネットメディアも竹内アナについて「スポーツキャスターに降格」などと報じており、この点もファンがやきもきする原因の1つのようだ。
実際、竹内アナはフリーになった場合、さらなる活躍が見込めるのか。芸能評論家の肥留間正明氏は以下のように指摘する。
「メインMCからスポーツキャスターに変わったことを降格と考えている視聴者が一部にいるようですが、全くの的外れです。報道ステーションはテレビ朝日の中核をなす番組であり、スーパーJチャンネルからの異動は昇進と考えるべきです。また、昨今は女子アナがフリーアナも含め乱立ぎみですから仕事は奪い合いの状況です。もし、竹内アナがネットの声にだまされて独立してしまったら、すぐに埋没してしまうでしょう」
一部ファンから上がっている懸念は、単なる取り越し苦労のようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)