西武・菊池雄星、優勝でメジャー行き確実 大化けの可能性の根拠

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   10年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた西武の菊池雄星投手が、今オフにポスティングシステムを利用して、米大リーグに移籍することが確実になった。2018年10月1日付の各スポーツ紙(サンケイスポーツ、スポーツ報知など)が報じている。

   報道によれば、すでに球団から今季終了後のメジャー移籍を確約されており、菊池自身が掲げたメジャー挑戦の条件である「2ケタ勝利」と「優勝」をクリアしたことで、両者円満のメジャー行きとなるようだ。

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強いメジャー志向 伴侶も英語が堪能で準備は万端

   菊池のメジャー志向は強い。岩手・花巻東高3年時の2009年のドラフト会議前には、日本のセ・パ12球団に加え、ドジャースなどメジャー8球団の関係者と面談した。本人は高校卒業後のメジャーを強く希望していたが、最終的には「日本で結果を残してからでも遅くはない」との周囲の説得に応じた形で断念した経緯がある。

   2016年にはフリーアナウンサーの深津瑠美さんと結婚。当時、深津さんは、メジャーリーグの情報番組でキャスターを務めていた縁で2人は結ばれた。また、深津さんは英語が堪能で、私生活において米国暮らしに何ら支障はなさそうだ。

   158キロの国内最速左腕を、メジャー関係者はどのように評価しているか。2018年8月15日付けのMLB公式サイトでは、菊池の今オフのポスティングシステムによる移籍の可能性に触れ、「先発ローテンションの2番手になれる」と高い評価を与えている。

   米国メディアでは、菊池獲得に複数の球団が動いていると報道されており、実際、今季の菊池の登板日はヤンキース、ジャイアンツなどのスカウトが熱視線を送り、多い日で10球団以上のスカウトが球場に足を運ぶなど、10球団を超える争奪戦になる可能性もある。

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