「大阪潜伏」「東京高飛び」大ハズレ 警察・マスコミまんまと欺いた樋田淳也

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早々に大阪を脱出していたか

   だが真実の逃走ルート「四国→中国地方」は、どこもほぼノーマークだった。

   報道によれば、樋田容疑者が愛媛県内で、同行者となった男性と出会ったのは3週間前だという。大阪から愛媛までは直線距離でも250キロ以上になる。その旅程も勘定に入れれば、遅くとも9月の早い時期には大阪を離れていたことになる。府警が交友関係を中心に、懸命の捜査を続けていた時期だ。

   その後、男性とともに旅を続け、山口県周南市で万引きを働いたところで御用に。警察が威信をかけて探し続けた脱走犯を捕らえたのは、道の駅の警備員だった。

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