NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」が2018年9月29日、最終回を迎えた。
まさかの人物の再登場にお茶の間が沸くシーンもあったが、一方で、再登場が期待されていたにもかかわらず、登場機会のなかった人気キャラクターもいる。
衣装も話題に
その一人が、女優の井川遥さん(42)演じる菱本若菜だ。ヒロイン・楡野鈴愛が師事した少女漫画家・秋風羽織の秘書で、美人で優秀。なのに、いつもヒラヒラとした少女のような可愛らしいファッションに身を包んでいるという役柄だ。
気難しくわがままな秋風を上手くマネージメントしたり、怒りながら早口で理路整然とまくしたてたりするキャラクターは、視聴者からも「ひしもっちゃん」と呼ばれて愛される存在だった。
また、1980~90年代に人気を誇ったDCブランド「ピンクハウス」の衣装を、違和感なく着こなす井川さんのポテンシャルも大きな反響を呼んだ。
だが、鈴愛が漫画家を辞めてからは出演機会が激減し、最終回くらいは...と再登場に期待がかかっていた。
そんな最終回当日の9月29日朝、井川さんは自身がディレクションを手掛けるファッションブランド「loin.」の公式インスタグラムに、
「おはようございます。お久しぶりです。菱本です。今日が最終回。寂しかです。ぜひご覧ください」
と告知文を投稿した。ヒラヒラの衣装に身を包み、「半分、青い」の台本を持つ井川さんの写真が添えられている。