ザ・ビートルズの元メンバーで英国のミュージシャン、ポール・マッカートニーさんが2018年11月5日、初の両国国技館(東京都墨田区)公演を行う。
ドーム会場以外でのコンサートはビートルズ時代にも公演を行った日本武道館のほかでは初めて。9月28日に発表されるとツイッターでも話題になり、利用者からは驚きと喜びの声が寄せられている。
ツアーは10月31日に開始
今回開催される両国国技館公演は「フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018」の一環で行われるもので、既に発表されている10月31日と11月1日の東京ドーム公演と11月8日ナゴヤドーム公演の合間に開催される。
マッカートニーさんは開催を知らせる動画もユーチューブに投稿しており、
「コクギカン。リョウゴク コクギカン」
と自らの声で公演決定を知らせた。
両国国技館は言わずと知れた大相撲の「聖地」とも言える場所である。マッカートニーさん自身は相撲好きとして知られており、1993年と2013年の九州場所を観戦している。13年の観戦の際には土俵入りや懸賞金などに関心を寄せ、11月21日の結び、日馬富士と栃煌山の一番に懸賞金を出し、話題になった。
高額チケット代でも「安い」?
ツイッター上では早速ファンの間でも話題になっており、
「そこまで好きな相撲と絡めたかったのか?笑」
「相撲すきすぎていよいよ力士になっちゃうのかな」
「相撲好きだしあの会場は本人も嬉しそう」
と、好角家としての一面に触れるファンがいた。
ほかにも「純粋にポールがもう一回見られるのが嬉しいぞ!」と歓迎や喜びの声もあった。
一方で東京ドーム、ナゴヤドーム公演ともに最もグレードの高い席の値段が1万8500円、最も安い席でも1万4500円であったが、両国国技館公演は全席3万8500円と一気に跳ね上がった。このことに対して、
「チケ代38500円!高っ」
「両国の値段が凄まじいな!」
と驚く声があったほか、最大で10万円の席もあった17年の日本武道館公演の価格と比較して、
「武道館公演と比較するとキャパの割にはチケット代が安い」
「ポールの国技館、武道館に比べて意外と安い」
などのコメントが寄せられていた。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)