「言いたくないけど言いに行かないといけない立場」
貴乃花親方の兄弟子で元関脇の貴闘力氏は同番組で、阿武松親方は「貴乃花親方の側近でずっとサポートしてきた人」とするも、その言葉が圧力と受け取られた可能性について「ありますね。そこは(詳しく)言えないですが、阿武松親方と貴乃花親方はボタンの掛け違いがあると思う」と推測。また、
「鈴をつける人と、鈴を持って本人に言い渡す人と、両方います。阿武松親方は、言いたくないけど言いに行かないといけない立場です」
と、協会執行部の意向に沿って行動せざるを得ないというような見解を述べた。
加藤さんが「貴乃花親方は、阿武松親方の裏に協会全体を見ていたのか?」と聞くと、貴闘力氏は「それもある。話していったら結局自分は解雇されると思い、弟子(の行き先)は確保して、自分は身を引こうと急きょ思ったのではないか」と、貴乃花親方の心境を推測した。
当の阿武松親方は27日の理事会後、「魂を込めて説得した。(圧力については)本人の受け取りよう」と話したという。