「転職」の成功率、こうすれば高くなる プロが見てきた「失敗する人」

提供:Spring転職エージェント

「職種」転換の落とし穴

   自分に合う仕事を考えた結果、「職種」の転換をしようとする場合もあるだろうが、ここでも自己分析と自己認識ができているかどうかがカギとなる。

「たとえば管理系で長くやってきたものの、『自分はコミュニケーション能力が高く、性格も明るい。営業が合うはずだ』と思ってチャレンジを考えている人。少し立ち止まって考えてください。

確かに、営業は取引先のいろいろな人と会話をしますし、成果を出せば大きなボーナスが出る企業も多いので、魅力的に映るかもしれません。しかし逆に、成果をあげられなかった時の振れ幅も大きいです。営業ならではのストレスや、毎日が競争の連続という厳しさもあります。どちらかといえば手堅く、安定している管理系とは違うところですね。

まず、あなたが管理系の仕事を選んだ理由や、なぜこれまでその仕事を続けてきたのか、どんなスキルを身につけてきたのかを、しっかり振り返ることが大切です。一度、営業系に転職し、やはり肌に合わなかったと言って、数年後に管理系の仕事に戻られた方をこれまでに数多く見てきました」

   こうした話から分かるのは、いかに自己分析が重要か、ということだ。板倉氏は転職の基本を改めて示してくれた。

「転職活動には、いまお話ししたような注意点や落とし穴もありますが、最初にしっかりとした自己分析をしてから臨むことで、転職の成功率は極めて高くなり、本当に希望する仕事と出会えるチャンスが生まれます。私たちSpring転職エージェントは、その自己分析のお手伝いから、独自情報のご提供、マッチする企業のご紹介までさせていただきますので、お役に立てると思います」

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