「本当の心境が何なのか分からない」
一方でデーブさんは「お互いまったく大人げない」として貴乃花親方にも苦言。会見で芝田山親方が「圧力」の事実を否定したことなどから、
「話し合いはできるのに匙を投げて、駄々っ子みたいに辞める貴乃花親方も、本当の心境が何なのか分からない」
と困惑し、「これも乗り越えれば、いずれまたポジションあがっていきますよ。(貴乃花部屋に)強い力士も出てきたし。本当の原因が今一つ見えてこない」として引退の決断をよしとしていないようだ。
貴乃花部屋の力士・床山・世話人は千賀ノ浦部屋に移り、貴乃花親方だけが「告発状の内容を事実無根とされた」ことなどを理由に引退することになる。こうした同親方の対応にもデーブさんは
「なんか釈然としないですね。貴乃花親方も入ろうと思えば我慢して入れた。気持ちの面では別にして、ですよ」
と不可解さを示した。告発状の内容をめぐっても、
「事実と認めるかどうかは何年後にでもできる、別件だから。そもそも暴行事件は相撲と直接関係ない打ち上げの席。土俵の周りでも国技館の中でも何でもない。それまで引っ張り過ぎてどうなのか」
と、こだわり過ぎていると感じている様子だった。