貴乃花親方が「引退届」を提出したニュースを受け、相撲取材歴が長い横野レイコ氏は、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で「(親方には)協会にいてほしい」と語り、安藤優子氏から「手が震えてる。すごいショックで...」と指摘されるほど動揺したような様子をみせた。
一方で横野氏はこれまで、貴乃花親方に厳しい視線を向けていたコメンテーターとして知られており、ネットでは、今回の横野氏の様子について、「(ショックではなく)嬉しくて?」といったツッコミも入っていた。
「協会にいてほしい」
横野氏は2018年9月25日の「グッディ」で、事前取材の状況も踏まえつつ、今回の引退届提出までの経緯を説明した。その様子は、MCの安藤氏が「手が震えてるんですよ、すごいショックで...」「泣かないでよ」と指摘するほどで、貴乃花について「(日本相撲協会から)遺留されて...」「協会にいてほしい」と思いを語った。
一方で、貴乃花のこれまでの対応に対しては、横野氏は厳しい姿勢を示していたことで知られる。4月19日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)では、「貴乃花一門」の看板を下ろすことになったニュースを受け、コメンテーターの古市憲寿氏が「貴乃花親方に厳しい横野(レイコ)さんからすると、ちょっといいニュースじゃないですか」と指摘する一幕もあった。
こうした経緯もあってか、今回の「グッディ」での様子がスポーツ紙(ネット版)で報じられると、ツイッターやネット掲示板には
「(横野氏らの名前を挙げて)貴乃花親方を追い込んだ側なのに」
「(手が震えたのは)嬉しくて?」
「ガッツポ(―ズ)で手が震えました」
といった反応も出ていた。
貴乃花親方は25日夕、会見を開き、「引退」理由を説明。弟子が被害を受けた傷害事件に関する協会の調査結果について、一時、告発状を内閣府に提出した件で、協会役員から圧力を受けたなどと語った。