大坂なおみ「東レ・パンパシ」決勝で涙 過熱報道に過密日程でたまった疲労

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全米オープン優勝後に会見、イベント立て続け

   大坂選手は実際、どれくらい忙しかったのかを調べてみた。

   9月7日の全米オープン・女子シングルスで優勝後、複数の米バラエティー番組に出演し、13日に帰国した。早朝に羽田空港に到着すると、すぐさま神奈川県横浜市に移動して帰国会見を行い、続けて日産自動車のアンバサダー就任イベントに出席した。15日には東京・両国国技館を訪れ、観客やメディアから注目を浴びながら大相撲秋場所を観戦。17日の東レオープンの初日には試合はなかったものの、記者会見で大会の抱負を語った。

   決勝までの3試合、19日の初戦、21日の準々決勝、22日の準決勝は、いずれもストレート勝ちだった。だが、21日のバルボラ・ストリコバ(チェコ)との対戦では、持ち味である高速サーブがうまく入らず、苦戦する場面もあった。決勝では第1ゲームを先取するも、その後はミスが目立った。連戦が続いたこともあって、決勝戦に疲れのピークがきたようだ。試合中、「すごくストレスを感じている」とコーチに弱音を吐く姿も見られた。

   大坂選手は試合後の会見で、全米オープン後のフィーバーぶりについて「慣れてはいない」と話していた。

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