大坂なおみ選手(20)が2018年9月23日、「東レ・パンパシフィック オープンテニストーナメント」女子シングルス決勝で敗れ、準優勝に終わった。
試合後の会見では「疲れ」を吐露していた。元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんは、敗因を「思うように体が動かないことにストレスがたまっていた」と話している。
対戦相手「サーブのスピードが落ちていた」
大坂選手は決勝、元世界ランキング1位のカロリナ・プリスコバ選手(26、チェコ)に4-6、4-6でストレート負けした。
決勝戦を観戦した杉山さんは、23日夕のニュース番組「サンデーステーション」(テレビ朝日系)で、大坂選手の敗因について以下のように話した。
「今日はすごく勝ちたい気持ちが伝わってきて、勝ちたいんだけども思うように体が動かなかったり、それによって自分のテニスができなかったりストレスがたまっていたと思うので、そこで少しイライラしてしまう部分があったと思うんですよね」
では、体が動かなかった理由は何か。ツイッター上では「絶対メディア対応疲れが原因」「20歳でも、忙し過ぎれば疲れる事はある」との声が多い。
今大会で初優勝したプリスコバ選手は、優勝後の会見で「少し疲れがあったと思う」「サーブのスピードが落ちていた」「簡単なミスがあった」と大坂選手を気遣った。実際、本人も「このところ休む暇がなかったので、今はとても疲れを感じている」「US(全米)オープンから物事がすごく速く進んでいるように感じた」と話した。