東北学院大、間が悪かった学内連絡 在学生の交番襲撃翌日に「本学の魅力を...」

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   仙台市内の交番襲撃事件で、警察官を刺殺した後に死亡した相沢悠太容疑者(21)が通っていた東北学院大学は、学生が事件を起こしたことのお詫び文をウェブサイト上に掲載した。

   しかし、在学中の学生らからは、学内へのメッセージを出すのが遅いと、不満の声も出ている。

  • 東北学院大が出したお詫び文
    東北学院大が出したお詫び文
  • 東北学院大が出したお詫び文

「学生の関与は誠に遺憾」とお詫びしたが...

「この度の警察官殺害事件に本学学生が関与していたことは誠に遺憾」

   襲撃事件が起きた翌日の2018年9月20日、東北学院大は、こんな書き出しで松本宣郎(のぶお)学長名のお詫び文を出した。

   そこでは、「亡くなられた警察官の方に哀悼の意を表すとともにご遺族の方へ深くお詫び申し上げます」「また報道等を通じてご心配やご不安をおかけした地域社会や保護者及び同窓生の皆様に衷心よりお詫び申し上げます」とつづっている。

   ところが、在学中の学生にJ-CASTニュースが取材したところ、事件後にも関わらず、学生には、大学ランキング調査への協力を学長室などが呼びかけるメールが20日に一斉送信されていた。メールでは、調査参加によって、「本学の魅力をあらためて対外的に伝えることが出来ると思われます」と書いている。

   その後しばらくして、松本学長名で、事件の報道についてのメール送信があった。「学生の皆様も突然の報道に驚きと悲しみをお持ちになったことと推察します」として、何か心配や不安を感じたときは、学生課などに相談するよう呼びかけている。

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