「映画が終わってから届いた推薦コメント」と揶揄も
「だって私はバッターボックスに立ってませんからね。バッターボックスに立っていないのに、テレビカメラがずっとネクストバッターズサークルとかベンチ写してもおかしいでしょ?バッターボックスに立った人にちゃんと脚光を浴びせるべきだし、その2人が総理大臣を狙って戦ったわけだから、その2人の議論というものを多くの国民に見ていただきたい。これ、変なことですか?」
そうは言っても、安倍氏の得票が減ることを期待した人々にとっては、小泉氏の行動には失望感が高かったようだ。
映画監督の想田和弘氏は、20日になって小泉氏が石破氏への投票を明言したことを報じる記事を引用し、
「映画の公開が終わってから届いた推薦コメントっていう感じの風情ですな」
とツイート。それを共産党の小池晃書記局長がリツイートした。無所属の小西洋之参院議員は、「石破氏が総理適格とは思わないが」と断りながら、
「小泉進次郎氏など影響力のある国会議員が石破氏の応援にまわっていたら地方票は石破氏が勝っていたのではないか。残念だ」
と惜しんだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)