「東京発、東京行」?
チケットがややアップになる場面を録画の静止画面で確認すると、出発地と到着地が「東京←→東京」と、なぜかいずれも東京になっていた。亜希子は大阪に向かうはずの予定だった。出発時間と到着時間も同じで、しかも(1~4が)連続する数字で「12:34発」「12:34着」。他にも「123号 4号車56番C席」と、「1~6」の連続数字になっていたり、「G(ぎ)B(ぼ)M(む)S(す)」と番組略称の頭文字が並んでいたりした。ラッキー7が並ぶ「R777」の表記も。一方で、チケット料金は「¥14,450」となっており、これは、「東京‐新大阪」間の新幹線・普通指定席(通常期)の値段と同じだった。
こうした不思議な数字を確認した人たちは、中にはチケットのアップ画像付きで、ツイッターで報告した。解釈は大雑把に2派に分かれ、ひとつは、こうした不思議な数字が並び、「東京発東京行」という、通常ではありえない表記のチケットであること自体が「奇跡」であり、「奇跡」をひとつのテーマにしていた番組だけに、
「ラストのチケットには奇跡がいっぱいで、ほっこりした」
「小さな奇跡でしめたラストもあっぱれ!」
と満足そうに受け止めていた。
一方、「東京発東京行」に意味を見出そうとする人たちもおり、
「(亜希子の)大阪赴任が東京に変わって、また一緒に暮らす続編への伏線」
「東京勤務になったのか?」
「続編もあるってことなんかな」
と、離れ離れになるはずだった2人が、結局また東京で暮らし続ける展開を推測していた。