麻生氏が公然と「恫喝」発言 自民総裁選、閣僚への「圧力問題」で

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現職首相に対抗馬が立つのは15年ぶり

   麻生氏は、さらにストレートな表現で斎藤氏を非難した。9月18日の記者会見では、現職首相に他の候補が挑む形での総裁選は小泉政権下の03年8月以来、15年にわたって行われていないことを念頭に、

「今までの総裁選とは全然違うんだっていう認識が、まず基本的に欠けてるよね。現職がいなくなった後での総裁選と現職がいる時の総裁選は意味が違うだろうが」

などと指摘した。

   その上で「今回は、(現職が)いてやるわけだから」と念を押し、現職閣僚が首相の対立候補を支持した場合について

「どういうことになるかという話を根本に据えておかないと(いけない)」

と話した。

   これらの発言について記者団から知らされた石破氏は、

「『権力を持っている者に逆らうな』ということをおっしゃったとすれば、それはどうなんしょうね」

と反発した。総裁選後は石破・斎藤両氏の処遇が焦点になりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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