ゴミ収集中の「住民の暴言つらい」 新聞投書が波紋...業者を取材すると

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昔はよくあったが、最近は時々あるぐらい?

   J-CASTニュースが都内のいくつかのゴミ収集業者に9月18日に取材したところ、昔は酷いことを言われることもよくあったが、最近は時々あるぐらいと答えることが多かった。

   多摩地区のある業者によると、多いのがゴミを収集した後に「まだ取りに来ていないよ」とクレームを入れてくるケースだという。1週間に2、3回はあるそうだ。収集車は、ドライブレコーダーが設置されており、収集した証拠は残っているというが、業務だからとして再びゴミ収集に行くことにしている。

   また、「ゴミを分別して出さない酷い住民がいるので、何とかならないか」と筋違いのことを言ってくるケースも月に1、2回あるといい、業者では、「市役所に言って下さい」などと答えているという。

   一方、都区部の業者2社に聞くと、「10~20年以上前は住民からの暴言もあったが、時代が変わって今はほとんどない」「サービスに気を遣っているので、うちでは話は聞いていない」との答えだった。

   都区部のある清掃事務所は、「『臭いから早く持っていけ』と言われるのは、以前からあったことで、今もないことはないです。しかし、言われても、言い返さないように業者には伝えています」と取材に話した。

   都の一般廃棄物対策課では、「ゴミ収集は、区市町村の自治事務ですが、収集車のクレームが時々こちらに来ることはあります。住民とトラブルにならないように、言われたときどうするかは各清掃事務所で対応を考えていると思います」としている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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