樹木希林、感動の「名言」を生んだ内田裕也との別居、闘病の生きざま ネットは大喜利状態に

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   75歳で亡くなった女優の樹木希林さんが生前、メディアの取材に答えていた「名言」の数々が、ツイッターに投稿され、改めて感銘を受けたとの声が上がっている。

   樹木さんは、個性派女優として、数々のドラマや映画で存在感を示すとともに、メディアで明かす本音トークでも度々脚光を浴びた。

  • 樹木希林さん(2018年7月2日撮影)
    樹木希林さん(2018年7月2日撮影)
  • 樹木希林さん(2018年7月2日撮影)

「結婚は若いうち。分別がついたらできない」

 

   その中でも、夫のロックミュージシャン内田裕也さん(78)へのコメントは、特に強烈だった。

 

   1973年に内田さんと結婚するも、わずか1年半で別居し、81年には、内田さんが勝手に離婚届を出す騒ぎになった。

 

   「あんなチャランポラン」。38歳の樹木さんは、臆せずに報道陣を自宅に招き入れ、内田さんがお金や女にだらしないとして、こう毒舌を吐いた。夫のDVが酷くて、自分も応戦して包丁を買いに行くほどだったことも後に告白した。

 

   しかし、離婚する気はないとし、内田さんについて、「すごく美しい人」「やっとここから本当の夫婦に向かってね、歩いていく」などと見捨てなかった。訴訟で勝ったが、それでも別居生活が続いた。

 

   50歳になっても、内田さんと同居したいとテレビ出演で明かした。60歳後半に入った2010年にも、来世は会わないよう気を付けたいとしながらも、「全部好きです。すべて何もかも好きです」と明言した。

 

   そんな樹木さんだけに、ツイッター上では、特に結婚関係の名言が人気だった。最も支持を集めたのは、タレントの男性に結婚を勧めた次のような言葉だ。

 
「結婚なんてのは若いうちにしなきゃダメなの。物事の分別がついたらできないんだから」
 

   樹木さんの後半生には、病気にも悩まされた。

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