加藤浩次「外野がウダウダ言ってんじゃねえよ」 東京五輪ボランティア「ブラック」批判に持論

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   お笑いタレントの加藤浩次さん(49)が「スッキリ」(日本テレビ系)で、東京五輪のボランティアが無償であることに「ブラックではないか」と一部で批判があがっている問題について、「外野がウダウダ言ってんじゃねえよ」と一喝した。

   加藤さんは無償でのボランティア募集を支持し、「お祭りを盛り上げる1つのパーツになって楽しみたい。こういう気持ちがボランティアでしょう」などとその意義を熱弁。インターネット上では賛否があがっている。

  • 東京五輪・パラリンピックのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」(写真は7月22日のお披露目イベント)
    東京五輪・パラリンピックのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」(写真は7月22日のお披露目イベント)
  • 東京五輪・パラリンピックのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」(写真は7月22日のお披露目イベント)

「無償で一生懸命」

   東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は2018年9月12日、大会ボランティアの募集要項を発表。26日から12月5日までの受け付けで、11万人(組織委8万人、都3万人)の応募を求めた。

   活動は、組織委が1日8時間程度で10日以上、都が1日5時間程度で5日間以上をそれぞれ基本とするが、滞在先までの交通費・宿泊費は「自己負担」だ。一定期間の拘束があっても無償であることに、「ブラック」「やりがい搾取」といった批判があがることになった。

   だが、加藤さんは9月14日放送の番組で「(無償で)問題ない」と発言。「というか議論する意味がないと思います。募集前の段階で『契約条項がおかしい。お金くれ』って...じゃあお前やるな、いいよ」と突き放し、

「無償で一生懸命、自分の経験になるかもしれない、いろんな国の人と喋れるかもしれない、自分のスキル上げたい気持ち、自分がお祭りを盛り上げる1つのパーツになって楽しみたい――こういう気持ちがボランティアでしょうよ。それで『お金くれ』はおかしいって」

とボランティアの意義を熱弁した。

   有償化の検討については、「本当に11万人全く集まらなかったらその議論が必要と思う」とし、「今の時点でお金をあげるって意味が分かんない。全く意味が分かんない。ボランティアなんだもん」と不快感を露わにした。

   自身が2月の平昌五輪で現地に行った時のエピソードとして、「みんな笑顔で『ありがとう!』と言ってくれる。日本から来た人もいました。『自腹で来たの?』と聞いたら、『そうです。楽しいです!』と言ってボランティアやってるの。集まるわけ」と話すと、

「それ以外の外野がウダウダ言ってんじゃねえよって思うな、俺は。まず応募してからだと思う」

と批判に対して一喝していた。

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