創価学会広報に池田氏の「近況」聞くと
創価学会広報室によれば、『人間革命』『新・人間革命』合わせた通算刊行部数は5000万部を超える。海外でも、『人間革命』は9言語、『新・人間革命』が13言語に翻訳、23の国と地域で出版された。
まさに日本史上屈指の「ベストセラー」で、出版業界、書店業界にとっては色々な意味で「お世話になった」作品である。神奈川トーハン会など、2018年に入ってからだけでも全国各地の14の書店商業組合などから「感謝状」が進呈されたというから、そのインパクトがうかがい知れる。最終巻となる「30巻(下巻)」は11月18日刊行予定だという。
ところで気になるのは、作者である池田大作氏の近況だ。なにしろ、御年90歳である。学会広報室に尋ねてみると――。
「長野県内の施設(長野研修道場)を訪れ、8月6日に小説『新・人間革命』を脱稿しました。その際にも地元会員を激励しました(8月22日付 聖教新聞に写真掲載)。また、国内外の会員や友人とも交流を続けています」
なお、聖教新聞では、後継となる連載小説の予定は今のところないという。