あれから27年、変わり過ぎた世の中
フジテレビも時代の経過を無視していたわけではない。開始早々、永尾が羽田空港に到着する場面でのこと。公衆電話を使って話し始めるところに切り替わると、画面左上に「この作品は1991年に制作されたものです」とのテロップが入った。
新世代視聴者への配慮もあったが、それでも時代のギャップにツッコミが入る場面がいくつかあった。
赤名がコースターに書いてある電話番号を永尾に渡すシーンには、
「家の電話番号教える時代が新鮮...」
「教える電話番号が固定!」
など教える番号が固定電話であることに驚く人もいた。
永尾が働く会社のオフィスについてもこんな指摘があった。
「会社のデスクにパソコンがないw」
「会社にパソコンが見当たらない」
今やデスクに1人1台パソコンが与えられているところも多いためか、パソコンが見当たらないことに違和感を覚えていた。
そのほかにも、「メモは手帳が当たり前」や「カーナビがない」といった反応もあったが、特に注目を集めたのが電話だった。
永尾が社用車から会社に電話をかける場面。永尾が使っていたのは、今ではほとんど見かけなくなった自動車電話だ。それに対して、「自動車電話だぁー!」と反応する声や、登場人物が使用する電話機には、
「電話でけえええww」
「電話の子機デカイなーw」
「ノラさんの電話出てきた!!」
といったコメントが寄せられていた。
17日からは2話以降が放送されるが、こうした驚きの声はまだまだ上がるのだろうか。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)