「面倒見」の部分でタッキーと差?
「ジャニーズでは、所属タレントは『子供』と呼ばれており、マッチは、その筆頭の『長男』という立ち位置ですね。悪く言えば、お飾り的な存在で、経営にタッチさせる気はないのでは。本人も、芸能活動は1割で、9割はモータースポーツに入れ込んでいる感じですね」
近藤真彦さんが「後継者」にならない理由については、「下の面倒を見るタイプではなく、性格的に無理があるのでしょう」との見方をした。
これまで事務所で重用されてきたのは、メリー副社長の意向のほか、近藤さんが築いた功績があるという。
「フォーリーブスが大人気になった後、しばらくジャニーズでさえ売れませんでした。しかし、近藤さんらが『たのきんトリオ』で一世を風靡し、ジャニーズ再興のきっかけになりましたからね。それで、事務所内でも、自由気ままに振る舞えるところがあるのでしょう」
今後の事務所体制については、こう予測した。
「近々、ジュリー副社長が社長になるのでは。ジャニー社長の後継者は、タッキーしかいませんが、副社長かもしれません。タッキーは、対外的な顔として社長に立てる可能性もありますが、微妙でしょう。しかし、まだ一波乱あるかもしれませんね」
近藤さんとともに幹部クラスに抜てきされたとされる東山紀之さん(51)については、「マネジメントに難点があるようですが、役員にはなるのでは」とみている。