テニスのグランドスラム、全米オープン女子シングルスで初優勝した大坂なおみ選手が2018年9月13日、横浜市内で帰国会見を開き、錦織圭選手から祝福のメッセージを受け取ったことを明かした。
錦織選手も今大会でベスト4まで進出。どんな言葉をかけられたのか。
「錦織選手は男子テニス界でロールモデル」
日本人選手として初めてのグランドスラム制覇となった大坂選手。「優勝した後でたくさんメールをもらった」といい、嬉しかったものは「一番は圭さん。錦織さん。一番応援してくれた。一番印象に残っています」と錦織選手の名前を出した。「彼は『おめでとう』と言ってくれました。私は『ありがとう』と返事しました」という。
お互い英語が堪能だが、やり取りは「(日本語が)半分」。「圭さんはローマ字で送ってくるのでわからないことがあります。私は平仮名で返信しています」と、微笑ましい。
快挙で日本国内でのテニス人気が上がることが予想される。大坂選手は「今年は最初からオーストラリアでいいプレーができ、それに続く大会でも結果を出せました」と振り返り、
「錦織選手と、男女そろってセミファイナルまで残ったのは初めてと聞きました。子どもたちに良い影響を与えることができると考えたことはああります。錦織選手は男子テニス界でロールモデルとなっています。私も、女子テニスでそうなれたらいいなと思います」
と尊敬の念を表した。
日本中が熱狂した大坂選手のプレー。日本のファンに向けて「こんにちは。お寿司はすごく美味しい。いつもありがとうございます」と、日本語でメッセージを送っていた。