「ポポポポーン」は親の作品 漫画家の発言に衝撃 不謹慎と思っていたら...

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   漫画家の根本尚さんがツイッターを更新し、ACジャパンのCM「あいさつの魔法」が自身の親が制作に関わった作品であると明かした。

   CM内のフレーズ「ポポポポーン」が流行語になるなど今でもその存在が知られる作品のエピソードに衝撃が広がっている。

  • ACジャパンの広告作品アーカイブより
    ACジャパンの広告作品アーカイブより
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「私の親だった」

   2018年9月10日、根本さんはツイッターで、「3.11のときACのCMで『ポポポポーン』というのがエンドレスで流れつづけた」と当時を振り返り、こうコメントした。

「『この深刻なときに、なんだこれは。作ったやつは誰だ!』と思っていたら私の親だった」

   「あいさつの魔法」は挨拶の励行をテーマにした10年度の作品。一躍脚光を浴びるようになったのは、11年の東日本大震災からだ。多くの一般企業がCM放送を自粛し、代わりにACジャパンCMが大量に放映された。その中で「あいさつの魔法」は挨拶に絡めた動物たち「こんにちワン」や「ありがとウサギ」、「さよなライオン」の存在やネット流行語大賞2011の金賞を獲得したセリフ「ポポポポーン」により視聴者の心に残るものになった。

   放映当時はネットニュースで取り上げられたほか、ニコニコ動画などで二次創作動画が作られたことで更に話題を呼んでいた。

   根本さんは18年9月11日現在、秋田書店の少女漫画雑誌「ミステリーボニータ」と「プリンセス」で連載を行っている。過去には週刊少年チャンピオンで「現代怪奇絵巻」が掲載されていた。また、個人サークル「札幌の六畳一間」を運営して、同人誌の制作も行っている。

   根本さんの投稿に対して、ツイッター上では、

「老若男女が知る代表作ですね」
「今見ると、ふつうの啓発CMですね。ヘビーローテーションしてたのが悪いような」

といった反応のほか、この作品を見ることで東日本大震災を思い出すという人もいて「ごめんなさい、あのCMトラウマです。。。」といった声も見られた。

   投稿は、11日夕時点までに「リツイート」が約1万件、「いいね」が約2万7000件集まっている。

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