池上彰氏、疑惑に「あってはならないし、ありえない」 「他人の意見を自分の意見に...」主張へ反論

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   ジャーナリスト池上彰さん(68)の番組スタッフから取材を受けたが、池上さんの意見として紹介したいと言われた――。元通産官僚で徳島文理大学教授の八幡和郎さんがフェイスブックでこう明かしたところ、同様な経験をしたと明かす識者が次々に現れ、波紋が広がっている。

   池上さん自身は、J-CASTニュースの取材に対し、「特定の先生が言ったことを自分の意見として言うことはありえない」と全面的に否定した。

  • 池上彰さん
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八幡和郎さんのフェイスブック投稿がきっかけ

   きっかけは、池上さんの番組内でのことがツイッターで話題に上り、八幡さんが2018年9月9日、フェイスブックでこのことの感想を書いたことだ。

   それによると、八幡さんは、池上さんの番組の取材で時間をかけて意見を述べたが、「池上の番組の方針で、番組では八幡さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますがご了解いただけるでしょうか」といった内容のことを言われたという。

   これに対し、八幡さんは、「私が言ったことをいっさい使ったりよく似たことを池上に言わせないように」などと番組の申し出を断ったといい、「こんなのがジャーナリストのような顔してるのがおかしい」と疑問を投げかけている。

   池上さんの解説は人気があるだけに、この投稿は、大きな反響を呼んだ。10日夕現在で、「いいね」が2000件以上も付くほど注目を集めている。

   そして、ほかの識者らからも、自分も同様な経験をしたと共感の声が次々に書き込まれている。

   出版社出身で健康サポート会社社長の宮下研一さんは、八幡教授のフェイスブックに「全く同様の経験があります」とコメントを寄せた。

   宮下さんは、あるテレビの取材で、関連するホームページの中身を丁寧に説明したところ、「池上の方針で池上の意見として」紹介したいと最後に言われたという。このようなことは失礼だと思い、すぐに申し出を断ったそうだ。

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