AKB48の柏木由紀さん(27)が所属するAKB48の「チームB」の「シアターの女神」公演が2018年9月8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で初日を迎え、それに先だって行われたリハーサル(ゲネプロ)が報道関係者に公開された。
「シアターの女神」の初演は10年5月で、AKB48劇場で上演されるのは前回の千秋楽(12年10月)以来約6年ぶり。当時も出演していた柏木さんは「まさかアラサーになって、まったく同じような衣装を着てやることになるとは...」と感慨深げ。10歳以上若い後輩メンバーもいる中で、おなじみの「寝ても覚めてもゆきりんワールド、夢中にさせちゃうぞっ!」のキャッチフレーズとともに、熟練のパフォーマンスを披露した。
最年少は14歳、「女子校みたいなノリで...」
今回の公演初日は、「組閣」と呼ばれるチームの再編成にともなうもので、16人が出演。前回公演も出演したのは柏木さんのみだ。序盤、公演タイトルと同じ名前の楽曲「シアターの女神」を披露した柏木さんは、
「この公演をやったときは10代だったので、まさかアラサーになってまったく同じような衣装を着てやることになるとは思ってもみなかったんですけれども...」
と自虐的に話しながら、
「こうやって新しくチームBで一緒になったメンバーと、前やっていた公演を超えていけるように心機一転、初心を忘れずに頑張りたいと思います」
と意気込んだ。
柏木さんは前回公演ではキャプテンとしてチームBを率いていた。当時は先輩メンバーも多かったが、今回は最年長。今回の出演者の中で最年少は久保怜音(さとね)さん(14)で、柏木さんからすれば一回り以上も年下だ。柏木さんはゲネプロの囲み取材で、
「そういう意味では前やっていたときよりもかなり気が楽に、というか...女子校みたいなノリで...27なんですけど、楽しくやってます」
と、環境の変化を実感していた。
「今のを要約すると、『柏木さん、まだいるんですか?』」
現キャプテンの高橋朱里さん(20)は、柏木さんがキャプテンだった時代に「シアターの女神」公演の出演経験がある。当時のことを思い出しながら
「ゆきりんさん、あの時キャプテンだったんですけど、私が...なんか不思議です。本当に。私はもうキャプテンだし、でもゆきりんさんがまだいてくださって...ほんとになんか、まさかゆきりんさんが、オリジナルメンバーとして...」
などと話していると、柏木さんは
「不穏な空気になってる。今のを要約すると、『柏木さん、まだいるんですか?』。絶対そう!」
と一刀両断。高橋さんは
「ずっと夢に見ていたんです、この舞台を。いやー、そんなこと言わないでくださいよ!ずっとずっといてほしいし、今こうやって、ステージに、この感じ(至近距離)で立てて幸せです!」
などと必死に否定していた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)