両社とコードシェアもあるにはあるが...
外国の航空会社が、JALとANAの両方と提携していたケースも、過去にはないわけではない。例えばタイ航空は17年10月までバンコク-関西、バンコク-福岡便でJALとANAの両社とコードシェアしていた。ただ、「全日空とガルーダの提携は将来的に解消される見込み」(9月6日、日経新聞)だとする報道もあり、今後ガルーダがANAからJALに「転向」する可能性もある。
明確に「転向」したのはハワイアン航空だ。ハワイアンは12年からANAとコードシェアやマイレージなどで提携していたが、17年9月にJALと提携することを発表。当時、ハワイアンは「旧パートナー(編注:ANA)の戦略が違う方向に進み始めた」として、ANAとの提携を打ち切ることを明らかにしている。