2つのパターンの勘違いがあった
「元々、骨付きチキン込の値段だったのに、別に料金取ってたってことなのか それとも、もう一個、別料金で勝手に追加してたのか」「チキン2個のパターンもあったのか?」
といったことだ。
壱番屋の広報担当者によると、店員が持つハンディターミナルでは、今回の商品は「スパイスC」というキーになっていた。「C」とは、チキンの頭文字だという。本来なら、これだけでチキンが1つ乗っていることになる。
しかし、「骨付きチキン」というトッピングのキーも別に作ったため、商品の注文があったときは、両方のキーを操作しないといけないと勘違いした店のミスが多かったらしい。このため、チキンは1つしか乗っていなくても、1270円を過大請求してしまっていた。
実は、少ないながらも、もう1つ別のケースもあった。チキンがなんと2つも乗っていたケースだ。この場合、「スパイスC」だけでちゃんとチキンがつくことを厨房担当者などは認識していたが、接客する店員が上記の勘違いをして「骨付きチキン」のキーを押してしまった。つまり、客の意思に反して、店員が勝手にトッピングを付けた形だ。このケースでは、1270円の料金は合っていたことになる。