東京都杉並区議会の小林ゆみ議員(29)が、台風の被害に気を付けるよう呼びかけるツイートで、自らの写真もアップしたところ、様々な意見が寄せられている。
「皆さま、台風の被害は大丈夫でしょうか」。小林区議は2018年9月4日、台風21号の上陸を受けて、こうツイッターで問いかけた。
「鏡に映った自分の成長ぶりに驚き、思わずパシャリ」
小林氏は、銀行員や予備校講師を経て、2015年4月に杉並区議選に初当選した。会派は、自民・無所属クラブで、区議会では、道路交通対策特別委員会の副委員長などをしている。
ツイートでは、「外出の際はお気をつけくださいませ」と呼びかけるとともに、エレベーターの中とみられる場所でスマホを持って、出入り口と反対側の鏡に微笑みかけるような自撮りの写真もアップした。
そして、この写真を指して、次のように近況について明かした。
「小林は来週から始まる議会の準備で、連日てんやわんやです。議会が近づくと、あまり眠る暇がないからか肥ります。現在MAXデブ期です。鏡に映った自分の成長ぶりに驚き、思わずパシャリ。ズボンが悲鳴をあげています」
この投稿については、「太っているようには見えない」「可愛らしい」などと体型への反応が次々に寄せられた。
その一方で、台風への注意喚起とは直接関係がない自撮りの写真をアップしたことに対し、不快感を訴える声も相次いでいる。
「自撮り要るの?」「とても心配してそうに見えない」「こんなツイートする議員がいてびっくり、、悲しくなりました」「配慮が足りないと思います」...
もっと区民に台風対策などの情報提供を、との声も
台風21号の上陸では、都内でも、鉄道に遅延が出るなどして帰宅に支障も出ていたため、もっと区民に台風対策などの情報提供をするべきではないかといった声も出ていた。
ただ、小林ゆみ氏は、自らの体型についてのコメントについては、ツイッターで答えていたが、自らへの批判に対しては、9月6日夕現在で反応はないままだ。小林氏の出身地である北海道美唄市は、今回の地震で震度4に見舞われたが、6日夕現在でツイッターでの発言はなかった。
小林氏に6日、J-CASTニュースが取材しようとしたが、連絡先の携帯電話に何度かけても、電源が入っていないなどの案内に変わるだけだった。また、メールでの取材依頼についても、同日夕までに回答はなかった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)