台風の後は...悪徳修理業者に警戒を! 「放置すると雨漏り」などと不安あおり高額請求

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150万円払ったのに工事もせず...

   もう一つ紹介しよう。

「台風で屋根が壊れたので、電話帳で見つけた業者へ修理を依頼した。業者はすぐに来て、屋根にブルーシートを掛ける応急処置を行った。その際『瓦のままでは重いので新しい屋根にした方が良い』と言われ、費用の半額である150万円を振り込んだが、4か月経っても工事が始まらない」(国民生活センターが公開している事例、相談者は60代女性)

   国民生活センターの担当者は2018年9月5日、J-CASTニュースの取材に、こうした勧誘に対しては、「持ち帰って検討する、複数の業者に見積もりを取る、周囲に相談するなど、『その場で決めない』ことが重要です」と語る。クーリングオフが可能な場合もあるので、困ったときは「消費者ホットライン(188)」に電話してほしいという。

   天災に関する消費者トラブルはさまざまなパターンがあり、他にも被災地への寄付を募る、と称して金品をだまし取る、などの手口がある。これについても担当者は、「相手は『かわいそう』という人の善意を利用します。寄付先の団体の活動状況など、慎重に確認してください」とした。

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