小説家の高千穂遥さんがツイッターを更新し、SF小説シリーズ「ダーティペア」の新作を2018年中に発売すると投稿した。
前作「ダーティペアの大帝国」から約11年ぶりの新作の発売にファンからは心待ちにする声が集まっている。
80年代にアニメ化された老舗SFシリーズ
9月4日、高千穂さんはツイッターを更新し、
「ダーティペアシリーズの新作『ダーティペアの大跳躍』が年内に出版されることになった。早川書房ね。いま安彦良和さんがイラストを絶賛作画中(のはず)」
と告知した。
「ダーティペア」は早川書房が発行しているサイエンス・フィクション専門の雑誌「S-Fマガジン」の1979年2月号に掲載。80年に文庫本「ダーティペアの大冒険」が発行され、2018年現在までにシリーズ本編が7作、外伝が1作発売されている。
1985年には日本テレビ系でアニメが放送、87年には劇場アニメが放送されるなどのメディア展開で知名度を高めた。
ダーティペアことケイとユリの女性2人組が宇宙を舞台に犯罪などの事件を解決する物語だ。
J-CASTニュース編集部は2018年9月5日、早川書房の担当者に取材した。高千穂さんの投稿が事実であるかを聞くと、
「事実です」
と内容を認めた。
ツイッターでは、作品のファンから多くの反応があがっており、
「待ってました!!」
「グッドニュースです!」
「平成最後のダーティペア」
など発売を待ちわびる声が寄せられている。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)