2018年9月4日に行われた日本テレビ系ニュース番組「news zero」の記者発表会で、10月1日から新たなメインキャスターに就任することが発表されたフリーアナウンサーの有働由美子さん(49)。会見では「NHKの有働ではできなかったことをやっていきたい」と決意表明したほか、「ダメだったら切ってもらえばいい」と自分を追い込んだ。番組を背負って立つポストを務める以上、そのプレッシャーは相当なものだろうが、そんな有働アナについて心配されるのが、これまでの「脇汗伝説」だ。
有働アナは3月までNHKの局アナとして、8年間にわたって朝の情報番組「あさイチ」の司会を担当。一緒に司会を務めていたV6の井ノ原快彦さん(42)との掛け合いや、ゲストとの軽妙なトークで視聴者から好評を博していたが、その番組中に複数回、脇に大きな汗染みを作ってしまい、視聴者から驚きの声が上がっていた。
脇汗を指摘するファックスを自ら読み上げる
初めて大きな騒動となったのは2011年のこと。視聴者からのファックスを紹介するコーナーの最中に脇汗をかいてしまっていた有働さんのもとに、その汗染みを指摘するファックスが届けられ、有働さんは自身でそのメッセージを読む羽目に。「同じ女性として平気で脇汗を見せているのが信じられません」という辛辣なものだったが、有働さんは笑顔で「すみません」と陳謝。井ノ原さんら共演者にフォローされながら「あまり恥ずかしい思いはなかったのですが、これから気をつけます」とした。
2016年には、俳優の永山絢斗さん(29)とのトーク中に異変が発生。往年の名優・笠智衆(りゅう・ちしゅう)さんを「かさ・ちしゅう」と誤読した直後から、間違いに動揺したのか右脇には暗い影がジットリ。服の色はピンクベージュだったが、その変化は誰の目にも明らかだった。
脇汗をかく女性への応援メッセージ
また、2017年には脇汗をかいてしまう女性に対する応援メッセージが有働さんの口から飛び出した。脇汗をコントロールするというテーマのコーナーで、「脇汗を放置する女性は『清潔感がない』『信用できない』などのアンケート結果(回答者は男性500人)が公開されたが、有働さんは
「ワキ汗をかいて頑張っている女性を信用できないなんて...。(そんな男性)こっちから願い下げだけどね」
とピシャリ。ネット上では有働アナへの称賛が相次いだ。
10月1日からは「news zero」で脇汗をかきながら奮戦する有働さんの姿が見られるかもしれない。