「ミネラルウォーター」のほか「甘くない炭酸水」も
自身がJリーガーを指導する際に勧める飲み物は、
「基本は『水』です。できればカルシウムやマグネシウムが多い水(硬水)を、こまめにとるようにさせています」としたほか、「『炭酸水』も勧めており、上手に飲むことで食欲をコントロールもできます。さらに海外の炭酸水は硬水が多いため、そのあたりの『どの種類をえらぶか』を大事にさせています」
と話す。
一方で避けたいのは、やはり「糖質のみのドリンク」。「甘いジュースなどですが、ビタミン・ミネラルの吸収も落としたり消耗させたりします。血糖値の問題もあり、疲労の原因にもなります」とのことだった。
そこで(2)の、サポーターが選手への差し入れに選びたい飲み物について、川端氏は、
「ミネラルウォーターがいいでしょう。飲むだけでなく、うがい(これからの時期はインフルの予防のため)もできます。これは何本あっても選手は困りませんし、実用的です」
と勧めた。そのほか、
「甘くない炭酸水も選手には喜ばれます。経口補水液、100%トマトジュース、このあたりも選手によっては試合時や普段の食事で取り入れることができるため嬉しいようです」
と話していた。
なおJリーグクラブによっては、公式サイトで「飲食物の差し入れ(プレゼント)」は受け取れないと表明しているところも少なくない。今回声をあげた青島選手が所属するブラウブリッツ秋田もクラブとして呼びかけはしているが、「すべては管理しきれず、差し入れる方と頂く選手との間の判断に任せている部分もあります」と取材に答えた。何を飲むかについても「個人の判断としており、スポーツドリンクを飲む選手もいます」とのことだった。