障害者ではないが、足と会話に不自由が
東海精機は9月3日、本社工場内で暴力行為があったとするお詫び文をホームページ上にアップし、「被害を受けた従業員をはじめ、関係者への適正な対応を行ってまいります」と説明した。
総務課の担当者がJ-CASTニュースの取材に説明したところによると、加害者は、定年後に再雇用した非正規社員の清掃作業員で、被害者の正社員男性が清掃する順序などを守らなかったため、安全面を考えてサポートしていたという。被害者は、「障害者ではないが、足のほか、会話などにも不自由な面があった」という。
被害者にケガはなかったそうだが、東海精機では、暴力について「絶対にいけない行為」だとしている。社内で動画が問題になり、加害者が8月28日に被害者やその家族に謝罪したという。会社でも、加害者を厳重注意したといい、今後処分について検討するとしている。
加害者は、半年前ぐらいにも被害者に同様な行為をしており、そのときも加害者が被害者側に謝罪していたという。東海精機では、ほかには暴力行為などは起きていないと言っている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)