工場の清掃作業員を蹴ったり殴ったりする動画がツイッター上で投稿され、物議を醸している。
静岡県磐田市内の機械部品メーカー「東海精機」は、J-CASTニュースの取材に対し、同僚の間で暴力行為があったことを認め、ホームページ上でもお詫び文を載せた。
後ろから足を蹴りあげる
黄色いヘルメットに黒い作業服姿の被害者男性が、工場の床を清掃する機械を押し、白い半袖シャツを着た小太りの加害者男性がそばで見ている。被害者は、少し足を引きずっているようだ。
しばらくして、加害者がイラ立った様子で、右手で被害者の右手を打ち、代わりに加害者が機械を押し始めた。そして、被害者と交代すると、いきなり右足で被害者を後ろから蹴り上げたのだ。
ボコッという音がしたが、被害者はそのまま作業を続ける。その後、加害者は、被害者に何か言ってから、今度は、左手で被害者を叩いた後、右手でアゴにパンチを浴びせた。さらに、右手で右横腹にもパンチしていた。
2分20秒ほどの動画では、加害者は、計5回ほど被害者に暴力を振るっていた。
この動画が2018年8月31日にツイッターに投稿されると、ネット上に拡散される騒ぎになった。9月3日昼過ぎ現在では、80万回以上も再生されている。
投稿者の「Ingridy」さんは、自分が撮ったものではないとしながらも、「こうゆうことがなくなりますように...」とツイッターで訴えた。関係機関に連絡したものの、被害者本人でないと動けないと言われたため、こうした手段を選んだと説明している。