【震災7年 明日への一歩】東電福島第一原発のいま(2) 防護服なしで1号機のそばに近づく

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温かい親子丼やラーメンが味わえる食堂

   作業時以外の環境も、7年間で大きく変わった。2015年、敷地内に建てられた「大型休憩所」の稼働が開始。休憩スペースが確保されたのに加えて、温かい食事をとれる食堂も設置された。福島県産の野菜などを使い、メニューは定食をはじめカレーやラーメン、親子丼などの力が出そうなものが豊富だ。大熊町につくられた「福島復興給食センター」で調理されて運ばれ、配膳される。記者も実際にここで食事をとった。広いスペースには、作業員同士で食事しながら話したり、休憩がてらテレビをみながらくつろいだりといった様子が目に入った。

   コンビニエンスストアも営業している。陳列されている商品は、基本的にどの店とも変わらない。作業員にとって、ちょっとした買い物ができる場は「憩いのひと時」につながるだろう。

   作業員が「安心して働ける環境づくり」は、今も続いている。

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