男女とも60%超...「妊活」に関わるこの数字、わかりますか?

提供:メルクセローノ株式会社

「受診のきっかけは?」男女で差

   ところが、妊活を始めた経緯については男女で開きがある。調査では妊活経験のある既婚者600人(男女300人ずつ)に、「妊活を先に始めたのはどちらか?」をたずねており、「自分」と答えたのは男性10.0%に対し、女性は54.3%にのぼった。5倍以上の差だ。

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   それでは、妻から夫に相談はできているのだろうか。同じ600人に「妊活・不妊治療について話をしたい相手は?」と聞くと、女性で最も多かったのは「パートナー」の88.0%とかなり高い。一方、「妊活・不妊治療について話をしやすい相手」を聞くと、女性で「パートナー」と答えたのは75.0%。高い数値ではあるが、13.0ポイントの差がある。

   パートナーに「話をしたい」という望みと、実際に「話をしやすい」かどうかの間には、ギャップがあるようだ。世の中全体で、もっと気兼ねなく、妊娠を含めたライフプランを語れる社会になっていくことが必要だろう。

   さらに、同600人のうち、不妊症を疑い病院を受診した人(男性233人・女性214人)に「受診したきっかけ」を聞くと、「パートナーに勧められたから」と答えたのは女性7.9%に対し、男性は57.5%と、女性の約7倍。「自分の年齢が気になり始めたから」としたのは女性39.7%、男性はその約半分の18.0%だった。

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   こうした回答結果をみると、男性の方が不妊治療に受動的な傾向がうかがえる。不妊の原因は男女ともにあり得る。妊活は夫婦が手を取り合い、理解し合いながら進めていくことが大切だ。

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