宮川選手パワハラ訴え、塚原「全部ウソ」と否定も 具志堅「18歳の少女がウソをつくとは思わない」

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   体操のリオ五輪女子代表・宮川紗江選手(18)が日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長らからパワハラを受けたと訴える問題で、協会は2018年8月30日、都内で臨時の会議を開き、対応を協議した。塚原本部長と、夫の塚原光男・副会長は出席していない。

   協会の具志堅幸司・副会長は会議後、宮川選手へのパワハラの有無を検証する第三者委員会を立ち上げることを発表するとともに「18歳の少女がウソをつくとは思わない」などとコメントした。

  • 日本体操協会の公式サイト
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「全部ウソだというのは非常に残念」

   塚原本部長らのパワハラ疑惑について、具志堅氏は報道陣の取材に「大変お騒がせしましたことに対して、お詫び申し上げたい」と発言。「(パワハラ疑惑の認識は)していなかった。昨日の(宮川選手の)会見で初めて知った」と明かした。

   第三者委員会の人選については、体操協会と無関係の弁護士に加わってもらうとしつつ、「メンバーは決まっていない」。10月に世界選手権があるため、「迅速な対応をしなければならない」と述べた。

   塚原副会長は30日朝、宮川選手が会見で告発した内容について「なぜあんなウソを言うのかわからない」と報道陣に話していたが、具志堅氏は

「第三者委員会の結論が出ていないにもかかわらず、あれは全部ウソだと言うのは、体操関係者として非常に残念だと思っている」

とコメント。あくまで第三者委員会に判断を委ねるしかないとしつつ「18歳の少女がウソをつくとは思わない。どこまで本当かウソかなんて、私からは言えない」と見解を述べた。

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