過去には、落下して2週間以上の内出血のケースも
「危険は十分承知で、『飛び降りろ』との発言は、本気で飛び降りろと思っておっしゃったのではなく、失敗に終わったフライトに対して記録を残したくないという彼のプライドが表現されたものだと考えています」
補助員落下で失格とするルールについては、「ギリギリまで粘って機体を飛び出させようとあえて飛び込む補助員が出ないよう、危険を回避するために設けたものでもあります」とした。そして、「およそ60人のレスキュー隊を配置するなど、競技にあたっては万全の安全対策を行っています」と説明している。
過去に鳥人間コンテストで補助員になった男性にJ-CASTニュースが取材すると、この補助員経験者は、プラットホームで足を滑らせて、今回の首都大学東京の補助員のように、1回転して湖面に落下して失格になったと明かした。胸を強く打って2週間以上の内出血のケガをしたという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)