お笑いコンビ、カラテカの矢部太郎さんが「週刊新潮」で連載していた実話漫画「大家さんと僕」が休載すると、2018年8月30日発売の「週刊新潮」(9月6日号)で発表された。
誌面で矢部さんは「読者のみなさまへ」題した文章で、
「あまりに突然のことで僕は、まるですべてが失われてしまったかのような喪失感でいっぱいです」
「大家さんが望まれたような『にぎやかな一冊』にできるように、僕は一旦、ここで深く潜りたいと思います」
などと記し、休載を伝えた。
「大家さんと僕」は、矢部さんが住むアパートの大家さんとの交流を描いたエッセイ漫画。ほのぼのとしたタッチの絵柄と、心温まる大家とのエピソードで人気を集めている。「小説新潮」の2016年4月号から17年6月号まで全15回連載されていた作品だった。描き下ろしを加えて17年10月31日に単行本として発売されたが、その後、しばらくブランクがあり、18年4月25日発売(5月3・10日合併号)の「週刊新潮」で連載が再スタートしていた。