「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」などの作品で知られる漫画家の森田まさのりさん(51)が2018年8月30日、漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の一回戦を突破したことをツイッターで報告した。
森田さんは、6月1日にツイッターで「今年M-1に出ようと思います」と宣言。その後、同じ漫画家の長田悠幸さんとお笑いコンビ「漫画家」を結成していた。
「足がガクガクでした」
森田さんといえば、芸人を目指す若者を描いた「べしゃり暮らし」という漫画を手掛けるなど、漫画界きってのお笑い通。同作の執筆にあたっては、取材のため吉本興業の養成所(NSC)へ入学したほどだ。
相方となった長田さんもお笑い好きで、過去には大喜利をテーマにした漫画「キッドアイラック!」を描いていた。そんな2人のコンビは、8月29日に行われた「M-1」1回戦(複数会場、日程で開催)に臨んだ。
その翌30日未明、森田さんは「おかげさまでM-1一回戦突破しましたーっ!」とツイッターで結果を報告。その上で、
「応援してくれた方々本当にありがとうございました!足がガクガクでしたが、笑い声に助けられました。二回戦は10月。もっともっとネタを磨いて頑張ります!」
との意気込みを綴った。
これには、「ピューと吹く!ジャガー」などのギャグ漫画で知られるうすた京介さんや、「ワンパンマン」の作画で知られる村田雄介さんら同業者も「おめでとうございます」などと祝福のリプライを寄せていた。
なお「M-1」公式アカウントは森田さんらの2回戦進出を伝えた30日のツイートで、気になる漫才の内容について「漫画家ならではのネタ」と説明していた。
「M-1」の決勝に進出するまでには、1~3回戦、準々決勝、準決勝と計5回の予選大会を勝ち抜く必要がある。