昭和の名アレンジャー森岡賢一郎さん死去 ツイッターでは森岡賢さんに触れる人も

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   小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」などの編曲で知られる作曲家で編曲家の森岡賢一郎さんが2018年8月19日に肺炎のため亡くなった。84歳だった。日本作編曲家協会のホームページが発表した。

   ジャッキー吉川とブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」や加山雄三「君といつまでも」などの編曲を手がけた。ツイッター上では、森岡さんの子息でバンド「SOFT BALLET(ソフトバレエ)」のメンバーだった森岡賢さんについてのコメントも多かった。

  • 森岡賢一郎さんが編曲を手掛けた小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」のジャケット
    森岡賢一郎さんが編曲を手掛けた小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」のジャケット
  • 森岡賢一郎さんが編曲を手掛けた小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」のジャケット

「瀬戸の花嫁」「君といつまでも」...

   森岡さんは、1934年熊本県八代市の出身。編曲家としての実績が非常に多く、小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」や加山雄三「君といつまでも」、内山田洋とクールファイブ「長崎は今日も雨だった」など歌謡曲の編曲を数多く手がけた。

   また、グループサウンズの編曲にも関わり、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」やザ・ワイルド・ワンズ「想い出の渚」などのアレンジを行った。

   「君といつまでも」、「ブルー・シャトウ」などで日本レコード大賞編曲賞を受賞している。

   ツイッター上では、昭和歌謡ファンから「昭和の天才がまた一人..合掌」など偲ぶ声が寄せられた。

   しかし、別の反応を示す人も多く見られた。

「賢ちゃんのお父様だったの...」
「森岡賢さんの父亡くなる」

   これらは森岡さんの子息の森岡賢さんのことだ。賢さんはバンド「SOFT BALLET(ソフトバレエ)」キーボード担当として活躍。活動休止後はソロとして布袋寅泰さんのツアーに帯同するなど精力的に仕事をこなした。中性的ないで立ちに、腰をくねくねと動かす独特のダンスで人気を獲得した。賢さんは16年に49年の人生に幕を閉じている。

   ツイッターでは、「森岡賢一郎って森岡賢の父親だったのか」など森岡さんの訃報で初めて親子であることを知ったというコメントもあった。

   ほかにも、

「あっちで森賢さんと会えたかな...親子仲良くね...」
「森岡賢さん。あの世で最近お父さまと会えて、良かったって思ってるといいなぁ」

と森岡さんと賢さんの天国での再会を望む声も見られた。

(J-CASTニュース編集部 大山雄也)

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