人気キャスターの小倉智昭さん(71)が、2018年8月29日放送の「とくダネ!」(フジ系)で、乳がんで亡くなった漫画家のさくらももこさんについて「全く知らない」などと告白したことに、インターネット上で疑問の声が相次いでいる。
こうした小倉さんの発言が飛び出したのは、さくらさんが生んだ作品の魅力を振り返る特集VTRの直後だった。それだけに、視聴者から「わざわざ言う必要ある?」とのツッコミが寄せられたのだ。
「お恥ずかしい話なんですが...」
この日の「とくダネ!」では、15日に亡くなったさくらさんについて特集。「ちびまる子ちゃん」の名シーンをアニメ映像で振り返ったり、短大時代の「恩師」が当時のさくらさんについて語ったりするなど、故人の思い出を深く掘り下げたVTRが放送された。
だが、このVTRが流れた直後、なぜかスタジオの小倉さんは第一声で、
「本当にお恥ずかしい話なんですが、『ちびまる子ちゃん』とか、さくらももこさんとか、全く知らないんですよ!『ちびまる子ちゃん』って、1度も見たことない!!」
と声を張り上げた。さらには、2005年放送のドラマ版「ちびまる子」に出演していた進行役の笠井信輔アナウンサー(55)に対しても、
「笠井君のドラマもね、申し訳ない、1度も見たことないんだよね」
と告げていた。
これに笠井アナは、「あの...、やっぱり世代的なものはありまして」とすかさずフォローを入れた。しかし、こうした小倉さんの発言に視聴者からは、ツイッターやネット掲示板に、
「普通に今言わなくていいと思う」
「別にそれ言わんで良くない?なんでわざわざ言った?」
「見たことないだけじゃなくて『知らない』とわざわざ言う必要ある?」
「どういうつもりか知らないけど 余計な一言」
といったツッコミが続出する騒ぎとなった。