「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんの訃報に、全国から驚きと悲しみの声が寄せられている。
さくらさんは漫画のみならず、エッセイでも才能を発揮し、ベストセラーを連発した。著名人にも愛読者は多く、社会学者の古市憲寿氏と、お笑いタレントのドランクドラゴン・鈴木拓さんは、自身のSNSでエッセイにフォーカスする形で思いを綴った。
古市「思わず本屋に駆け込んで、読み直してる」
古市氏は27日に自身のインスタグラムを更新、さくらさんのエッセイ本「さるのこしかけ」や「もものかんづめ」などの写真をアップした。古市氏は、
「思わず本屋に駆け込んで、読み直してる。子どもの頃、大笑いしながら読んだなあ」
と投稿している。ユーザーからは、
「ほっこりしますよね。早い逝去が残念です」
「私も沢山読みました。特にコジコジを読んでいると元気になり何度も励まされました。早過ぎて悲しいです...」
「わたしも小さい頃声出して笑って読んでました。本が苦手だった私に、さくらももこ先生のエッセイは活字の面白さを教えてくれました」
といった声が寄せられている。
ドランクドラゴン・鈴木さんは28日に自身のツイッターを更新し、
「ちびまる子ちゃんやコジコジなどさる事ながらさくらももこさんのエッセイも大好きです。凄く寂しい。御冥福をお祈り致します」
と、投稿した。
さくらさんは1991年に初エッセイ集「もものかんづめ」を発表。以後、「さるのこしかけ」「たいのおかしら」などが相次いでベストセラーとなった。